在宅ワーク生活

   

在宅ワークをするにあたって取得しておくと良い資格はあるのか

近年、在宅ワークに関心をもつ人が増えてきましたが、その大きな理由の一つには参入の壁の低さが挙げられます。日本の社会では、ある仕事をするためには法令などで指定された資格を保有してないと従事することができない場合が少なくありませんが、在宅ワークの場合は全く資格を保有していない状態でも仕事に従事することができます。事実、在宅ワークとして募集されている仕事内容の中には資格不問のものがたくさんあり、応募して仕事を受注できれば誰でも収入が得られます。
しかし、誰でも受注できる在宅ワークの仕事は、得てして単価が低く設定されているものであり、長時間労働をしないと自身の目的に見合う収入を得るのは難しいです。短時間の労働で十分な収入を得たい場合は、専門のスキルをいくつか修得しておくのが最良の策であり、スキルに関連する資格の保有は仕事に必要なスキルが十分にあることの証明となり、仕事を得る可能性を高めるのに非常に有効です。
在宅ワークをするにあたり、取得しておくと良い資格は様々存在します。例えば、オフィスソフトウェアをつかった作業を中心に取り組みたい場合は「Microsoft Office Specialist(MOS)」を取得しておくと良いといわれています。MOSは名称からもわかるように、マイクロソフト社が開発・販売しているソフトウェア「Microsoft Office」の操作スキルの高さを認定するもので、月に1~2回実施される全国一斉試験か、各地の試験会場で特定の日に実施される随時試験のいずれかを選択して受験することができます。試験はバージョンごと、アプリケーションごとに実施され、合格者には認定証が発行されます。文書作成アプリケーションのWordと、表計算アプリケーションのExcelにはエキスパートとよばれる上位区分も設けられており、合格するとより専門的な仕事を受注できる可能性が広がるでしょう。
一方、プログラムやWebページをつくる仕事を中心にしたい場合は、情報処理技術者試験や使用するプログラミング言語のスキルを認定する試験に合格しておくと良いです。現在の情報処理技術者試験は4つのスキルレベルと12の区分が設けられており、上位のレベルの試験に合格すると、高度な知識や技術が要求される仕事に就きやすくなります。ただし、この試験はプログラムの技量を評価するものではないため、仕事において特定のプログラミング言語を使う必要がある場合はその言語のスキルを認定する試験を受けて合格した方が受注しやすくなることがあります。
誰でも取り組める仕事であっても、資格があれば受注できる可能性がアップします。例えば、校正は在宅ワークの仕事の中でも特に人気のあるものの一つですが、文章の字句や表現などの誤りを適切に直すためには日本語に関する広範な知識が求められます。このとき、日本語検定や校正技能検定で上位の等級に合格していれば、日本語を巧みに操ることができ、校正の仕事に従事するのに必要なスキルが備わっているとみなされるでしょう。また、校正とともに人気のある仕事の一つである翻訳についても、JTA公認翻訳専門職試験をはじめとするテストに合格しておけば、専門用語が多用されている文書の翻訳作業の依頼を受けられるようになる可能性が高まり、仕事ぶりが非常に優秀であれば会社と専属契約を結ぶことができる場合があります。
また、日商簿記検定や簿記能力検定などといった経理に関する試験にも挑戦すると良いです。これは、在宅で仕事をする場合は出入りするお金の管理は原則として自分で行わなければならないためで、適切に管理をしないと確定申告や納税の手続きに影響がでます。

プログラミング , 校正 , 経理 , 資格